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親が老人ホームに入るとき家は売却?空き家にしておく?

質問日時:2023年7月24日(更新日時:

私の父が最近、老人ホームに入ることになりました。彼の健康状態が急速に悪化し、我々家族は24時間体制でのケアが必要と判断しました。父の家は大きい一軒家で、これまでは彼が一人で生活していました。しかし、彼が老人ホームに移るとなると、家の管理が課題となります。

一方で、この家は私たち家族にとっても大切な思い出が詰まっています。ただ単に売却するのは少し抵抗があります。もちろん、経済的な側面も考慮に入れる必要があります。老人ホームの費用は決して安くはありませんし、家の維持管理も費用がかかります。

そこで私たちは、家を売却すべきか、それとも空き家として維持すべきかという問題に直面しています。具体的なアドバイスや経験談、考慮すべきポイントを教えていただければ幸いです。

質問者 みかさん

公式回答

終活のコレカラ(終活のこれから)

終活のコレカラ(終活のこれから)さんの回答

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売却にはメリットがありますが、検討の際はそのデメリットも考慮する必要があります。空き家にしておくことのデメリットと併せてご紹介します。

【売却のメリット】
①売却代金を老人ホームなどの費用にあてられる
②家の維持管理費がなくなる
③固定資産税を払わなくてよくなる
④「居住用財産の3000万円特別控除」を利用できる
⑤「相続空き家の3000万円特別控除」を利用できる
⑥親が認知症などになったら、売りたくても勝手に売れなくなる

【売却のデメリット】
①親が売却を拒否する場合は、説得して了解を得る必要がある
②老人ホームから出ることになっても、家を売却してしまっていたら帰る所がない
③親の家を売ることに罪悪感を感じることがある

【空き家にしておくことのデメリット】
①空き家になり、管理が不十分になると老朽化が進む
②家が老朽化すると、景観が損なわれ、治安も悪くなり近隣に迷惑がかかる
③空き家により周囲に損害を与えた場合、所有者に責任が生じる
④空き家を放置して周囲に危険を及ぼす可能性があるとして自治体から「特定空き家」に指 定されると、固定資産税が高くなる

以上のようなメリットとデメリットを総合的に考えて、売却するか、空き家にしておくか慎重に判断する必要がありますが、「親が家に戻ってくることはない」、「子どもも実家に住むことはない」ことが明確で、いずれ売却すると分かっている場合は、税制面の優遇措置などを考えると、基本的には老人ホーム入居時に売却した方が多い傾向にあります。

詳細は、当サイト(終活コレカラ)の「老人ホームへの入居時、持ち家はどうする?売却か空き家にしておくか対処方法をご紹介」をご覧ください。
https://korekatsu.com/article/2/

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