所沢警察に安置中の息子を直葬で見送りたいです。県外からの手続きと費用、僧侶手配の注意点を教えてください。

Question

九州に住んでいます。
埼玉県所沢市に住んでいた息子が亡くなり、現在は所沢警察署に安置されている状況です。昨日、警察で対面して事実を知りました。

警察からは「早く葬儀社を決めて、引き取り（搬送）の手配をしてほしい」と言われていますが、引き渡しの具体的な日時はまだ決まっておらず、こちらもどう進めればよいか不安です。

私と妻の2人だけで対応する予定で、今は東京にいますが、今日いったん大分に戻る予定です。日程としては24日か25日あたりで火葬ができると助かります。

葬儀の形は式は行わず、関東で火葬のみの「直葬（火葬式）」を希望しています。ただ、火葬の場で僧侶に読経だけはお願いしたいと思っています（菩提寺は特にないつもりですが、納骨は大分に持ち帰って行う予定です）。

このような状況の場合、
・所沢警察署からの引き取り～安置～火葬までの流れ
・県外に戻る場合、立ち会いは必須なのか（どのタイミングで必要か）
・火葬日までの安置場所は葬儀社に預けられるのか
・直葬の費用の目安と、日程が延びた場合の追加費用（安置料など）
・僧侶をこちらで手配してもらう場合の注意点（後々の納骨トラブルの話が気になりました）
を教えてください。

東京葬儀 · Accepted Answer

ご状況を拝見し、まずは突然のことで大変お辛い中、お気持ちを整理しながら動かれていることに心よりお悔やみ申し上げます。
ご質問の点について、実際の現場でよくある流れを踏まえて、分かりやすくお答えします。

まず、所沢警察署からの引き取りから火葬までの流れについてです。
警察署に安置されている場合、葬儀社が決まれば、葬儀社が警察署と連絡を取り、引き取り（搬送）の日時を調整します。ご家族が日時を確定させる必要はなく、「〇日頃までに火葬したい」という希望を伝えれば、警察・葬儀社間で段取りを組んでもらえます。引き取り後は、葬儀社の安置施設（霊安室・冷蔵安置）にご遺体をお預かりし、火葬日まで安置する形になります。

次に、県外に戻る場合の立ち会いについてです。
警察署からの引き取り時に、ご家族の立ち会いは必須ではありません。委任状などの手続きにより、葬儀社のみで引き取ることが可能です。ご家族が必ず立ち会う必要があるのは、火葬当日です。火葬炉への入炉前のお別れ、火葬後の収骨は原則としてご家族の立ち会いが必要になります。今回のように一度大分へ戻られる場合でも、火葬日に合わせて関東へ来ていただければ問題ありません。

火葬日までの安置場所についてですが、ほとんどの葬儀社で自社または提携の安置施設に預けることができます。ご自宅に戻す必要はなく、ご家族が県外にいても問題なく管理してもらえます。冷蔵安置が基本となるため、状態面の心配もありません。

直葬（火葬式）の費用の目安についてです。
関東エリアでの直葬の場合、葬儀社に支払う基本料金はおおよそ15万～20万円前後が目安です。この中に、
・警察署からの搬送（1回分）
・棺、骨壺
・火葬手続きの代行
・ドライアイス（2日分程度）
などが含まれるのが一般的です。
これに加えて、火葬場の火葬料（公営で5～9万円前後、地域により異なります）が実費としてかかります。

日程が延びた場合の追加費用としては、
・安置料：1日あたり8,000円～10,000円前後
・ドライアイス代：3日目以降、1日あたり8,000円前後
がかかることが多いです。24日・25日を目安に火葬できれば、追加費用は比較的抑えられるケースが多いでしょう。

僧侶を葬儀社に手配してもらう場合の注意点についてです。
菩提寺がない場合、葬儀社から僧侶を紹介してもらい、火葬前後に読経のみをお願いすることは可能です。戒名なし・読経のみであれば、お布施の目安は3万～5万円程度が一般的です。お車代が別途必要な場合もありますので、事前に総額を確認しておくことが大切です。

納骨を大分で行う予定の場合は、
・今回お願いする僧侶とは「今回限りのご縁」であること
・将来の納骨先（大分のお寺）とは別であること
をはっきり伝えておくことが重要です。事前にその認識を共有しておけば、後々「そのお寺で納骨しなければならない」といったトラブルになることはほとんどありません。

全体として、今すぐ行うべきことは「所沢警察署への引き取りに対応できる葬儀社を決めること」です。日程や立ち会いについては柔軟に調整できますので、「県外に戻る予定がある」「24日か25日で火葬希望」という点を正直に伝えて相談すると、現実的なスケジュールを組んでもらえます。

不安な点が多い状況だと思いますが、直葬は段取りさえ整えば、ご家族のご負担を最小限にしながら、きちんとお見送りができる方法です。どうか一つずつ整理しながら進めてください。

家族葬の四季風（コムウェル） · Answer

この度はご子息様のご逝去、心よりお悔やみ申し上げます。
突然のことで、ご遠方の大分からのご対応となり、警察署でのお手続きも含めてご不安が大きい状況かと思います。コムウェルセレモニーでございます。できるだけ分かりやすく、流れと注意点を整理してご案内いたします。

1．所沢警察署に安置中の場合の基本的な流れ
警察署にご安置されている場合は、一般的に次の順番で進みます。
① 警察（担当刑事）と「引き渡し可能な時間」を確認
② 葬儀社が霊柩車（搬送車）を手配し、警察署へお迎え
③ ご安置先（葬儀社の安置施設など）へご移動
④ 火葬場の空き状況を確認し、火葬日時を確定
⑤ 火葬当日、安置先から火葬場へ搬送し、火葬・収骨

警察から「早く決めてほしい」と言われているのは、②のお迎え（搬送）の段取りが必要になるためです。

2．県外へ戻る場合、立ち会いは必須か？
立ち会いが“必須”になるかどうかは、警察署の状況（事件性の有無や手続きの段階）にもよりますが、少なくとも次のどちらかは必要になりやすいです。
・警察署からの引き渡し時に、ご遺族が立ち会う
・難しい場合は、委任状等で葬儀社が手続きを補助し、後日改めて確認を取る

ただ、今回のようにご家族が遠方で、お仕事や移動の都合もある場合は、
「どのタイミングで立ち会いが必要か」をまず警察（担当刑事）に確認した上で、葬儀社側で段取りを組むのが現実的です。
ご相談内容のように、すでにご対面を済まされている場合でも、引き渡し手続きは別に必要になることがあります。

3．安置は葬儀社で預かれるか
はい、可能です。
警察署からお迎え後は、葬儀社の安置施設でお預かりし、火葬日までご安置します。
ご自宅にお戻しになる方法もありますが、遠方に戻られるご予定で、ご自宅での管理が難しい場合は、葬儀社でのお預かりが安心です。

また、安置中でも面会が可能な施設もありますので、
「東京にいる間に少しでも会いたい」「火葬当日だけ立ち会いたい」などのご希望があれば、そこも含めて調整します。

4．直葬の費用目安と、日程が延びた場合の追加費用
直葬（火葬式）は、基本料金に含まれる内容と、火葬までの日数で費用が変わりやすいです。
一般的には、
・搬送（警察署→安置施設、安置施設→火葬場）
・お棺、骨壺
・手続き代行（火葬許可等）
・安置料、ドライアイス
などが中心になります。

ここで大事なのは、火葬場の混雑状況です。
ご希望の24日・25日あたりで火葬枠が取れるかどうかで、安置日数が増減し、安置料やドライアイス代が加算されます。
そのため、まずは火葬場の空きを確認して「最短日程」を押さえることが、総額を抑える一番のポイントになります。

5．僧侶手配（読経）を希望する場合の注意点
「火葬の場で読経だけお願いしたい」というご希望は多くございますし、直葬でも可能です。
ただし注意点として、もし後日、大分で納骨される際に、
・納骨先（お寺・霊園）の決まり
・宗派の考え方
によっては、「どなたに読経してもらったか」「供養の形」が影響する場合があります。

今回「菩提寺は特にない」とのことですが、もし納骨をお願いするお寺が決まっている場合は、
事前に一度だけでも「火葬は関東で直葬、火葬の場で読経をお願いする予定」
と伝えておくと、後々の行き違いが起きにくくなります。

一方で、納骨先がまだ未定で、「まずは火葬を優先して進めたい」という状況であれば、
読経については当社側で手配のご相談も可能です。
その場合も、後日の納骨先が決まった時点で、必要に応じて調整できるように進めます。

6．今すぐやるべきこと（整理）
今回のケースで、まず優先順位としては次の3点です。
① 警察へ、引き渡し可能な日時の確認
② お迎え（搬送車）の手配
③ 火葬場の空き確認（24日・25日希望＋最短候補日も確保）

ここが固まれば、安置日数も見えてきて、費用の見通しが一気に立ちます。

突然のことで、県外からのご対応は本当に大変です。
ご夫妻お二人だけで抱え込まず、段取りは葬儀社側で整理して進められる部分が多いので、安心してご相談ください。

所沢警察に安置中の息子を直葬で見送りたいです。県外からの手続きと費用、僧侶手配の注意点を教えてください。

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家族葬の四季風（コムウェル）

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