葬儀社から「エンバーミング」の提案を受けたものの、具体的にエンバーミングとは何なのか、また、その必要性や費用について不安を感じる方は少なくないでしょう。エンバーミングが本当に必要か、後悔しないための情報を知ることは重要です。
エンバーミングのやり方や、エンバーミング費用、そして葬儀社が勧める背景など、葬儀の知恵袋での質問と回答を基に、エンバーミングに関する疑問を解消しましょう。
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エンバーミングってみんなやるんですか?
質問日時:2021年1月23日(更新日時:)
先日祖母が亡くなり、小さなお葬式を利用して葬儀をしました。
父が会計を行って明細を見たのですが、+20万円で「エンバーミング」がはいっていました。
調べたら遺体の修繕や保全のために行うものとのことでした。
しかし祖母は確かに入院生活で痩せて顔色は多少悪くはなっていたものの、元気なころの面影が亡くなるほどではありませんでした。
葬儀まで時間がかかる場合に必要とも書かれている記事を見ましたが、葬儀までは3日程度でした。
父に聞いたら「これはみなさんやるものです。」と言われたそうです。
費用を抑えようとして、小さなお葬式で火葬式をお願いしたのに、結局50万近くになっていました。
これはぼったくられたのでは?と思ったのですが、実際どうなのでしょう?
本当に「みなさんやるもの」で必ず追加になる項目なのでしょうか?
今回はもう仕方ないので、今後の参考として教えていただきたいです。
質問者 もけさん
公式回答
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「わが家の家族葬(株式会社SEC)」と申します。
「わが家の家族葬」の運営会社である株式会社SECは、エンバーミング処置を行う企業です。「わが家の家族葬」は自社でエンバーミング処置を行える葬儀社です。
今回のご質問へご回答いたします。
結論から申し上げますと「みなさんやるもの」ではございません。
はじめに、エンバーミングの目的は「長期的」な「遺体衛生保全」です。
エンバーミングでは、ご遺体の消毒滅菌処置や防腐処置が体内にまで及びます。
また、エンバーミングでは、病気や事故などで姿が変わってしまったケースでは、生前のお写真などを元に、修復・復元処置からお化粧も行われます。
エンバーミングが必要になるケースとしては主に、1.その方らしい姿で見送りたい場合、2.火葬までの日数が延びてしまう場合、3.感染症のリスクがある場合、4.海外輸送をする場合、の4つのケースです。火葬文化のある日本では、ご遺族のグリーフケア(悲嘆ケア)の側面でエンバーミングが必要とされる場合があります。また、火葬までの安置日数が延びてしまう場合にも必要とされています。
ご遺族のグリーフケア(悲嘆ケア)の側面では、ご遺族のご意向でエンバーミング処置を行います。また、ご安置日数が長期間になるケースでは、安置料は日数分の費用が必要になります。経済的な面では、日数分の安置費用とエンバーミング費用を比較し、ご検討いただくと良いかと思います。ご安置日数が10日間を超えるケースでは、葬儀社からご提案させていただくこともあるかと思います。そのほかのケースでは、ご遺族のご意向を確認させていただくために、葬儀社からエンバーミングのご紹介をすることはあるかもしれません。
エンバーミングの基本料金は、IFSA(一般社団法人 日本遺体衛生保全協会)が基本料金を定めており、基本料金の相場は約15~25万円です。 各社でさほど違いはありません。ご遺体の海外輸送の場合では、エンバーミングをすることが国や航空会社で定められています。 施術費の他に航空運賃や航空機用お棺代金、諸手続き代行費用も必要になり、費用総額は約70~150万円です。「わが家の家族葬(株式会社SEC)」対象の斎場・葬儀場で葬儀を行える場合は、 安置場所とエンバーミングセンター間の往復搬送費を含め税込143,000円で処置をさせていただいております。
下記で詳しく解説していますので、併せてご参照いただけますと幸いです。
https://www.wagaya-ososhiki.com/column/%e3%82%a8%e3%83%b3%e3%83%90%e3%83%bc%e3%83%9f%e3%83%b3%e3%82%b0%e3%81%8c%e3%81%a7%e3%81%8d%e3%82%8b%e8%91%ac%e5%84%80%e7%a4%be%e3%81%a8%e3%81%af%ef%bc%9f%e6%96%bd%e8%a1%93%e5%86%85%e5%ae%b9%e3%82%84/
公式回答
この回答に5人が高評価を付けています。
御回答いたします。
エンバーミングについて良い、悪いは言及せず、今回のケースについてお答えいたします。
「みなさんやるもの」ではないです。
ご遺族もしくは葬儀社が必要と判断した場合にやるものです。
以下の場合はエンバーミングをした方が良い結果になるかと思います。
・1週間以上ご安置する場合
・ご自宅でご安置、故人様に安全に触れたい
・行政解剖などでご遺体が傷みやすい場合は1週間以内でも施術した方が良い場合もあります
・事故や自殺でご遺体の損傷がある
エンバーミングは葬儀社によってかなりスタンスが異なります。
エンバーミングの経験が少なかったり、そもそも行なっていない葬儀社はエンバーミングに否定的な傾向が強いかと思います。
売上を増やすために営業重点項目になっている葬儀社もあります。
エンバーミングの施術に関しても、腕の良し・悪しがあります。
ご遺体の保全・修復、肌の色や腹水の処置など美観、故人様との触れ合いの際の衛生面、
これらに関して効果がありますが、お願いする際には葬儀社およびエンバーミング施設についてよく調べることが必要でしょう。
公式回答
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東京葬儀の齋藤と申します。
結論から申しますと、逝去されてからご葬儀までの期間が3日程度であれば、エンバーミングのご処置は全く必要がありません。
通常、エンバーミングを提案する場合はお式までの間が10日以上お待ちいただく場合など、ご安置が長期にわたる特殊な状況の際にご案内しますが…
対応としては疑問が残りますね…
通常はドライアイスのご処置でも1週間前後であれば、お体に変化が起こることはほとんどありません。
ドライアイスも一回の交換で、8,800円~11,000円ほどが相場になるかと思います。
ご参考までに。
東京葬儀は、一都三県に対応した葬儀社です。火葬式・家族葬・一日葬など、簡易的なお葬式から一般的なお葬式までご相談を承っております。
葬儀社名 | 齋藤 親(東京葬儀) |
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住所 | 東京都新宿区四谷4-33 四谷ビル1F |
電話番号 | 050-5231-1244(通話無料) |
宗教・宗派 | 全宗教・宗派対応 |
葬儀料金 | 直葬・火葬式 :¥198,000〜(税込) 一日葬 :¥396,000〜(税込)) 家族葬 :¥524,000〜(税込) |
決済方法 | 銀行振込・現金 |
口コミサイトでも高評価をいただいております。ご相談いただいても必ず当社で、ご依頼いただかなくても結構です。葬儀はわからない事だらけです。お気軽にご相談ください。
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この回答に3人が高評価を付けています。
葬儀社の者です。
他の回答者の方の説明を捕捉する形となってしまい申し訳ないですが、エンバーミングはほとんどの人はやりません。
エンバーミングとは血液を抜いて血液の代わりに防腐剤を注入をしご遺体を腐敗させないようにするものです。
なので2週間以上ご安置するときにオススメする方が多いです。
湯灌とは簡単に言えばお風呂に入れて綿詰めとメイクを行うと思ってください。
入院されてて最後はお風呂に入れてあげたいと思われてやられる方が多いです。
メイクは綿詰めとメイクです。
基本的にほぼメイクは入れて差し上げた方がいいと思います。
結論から言いますと悪い葬儀社にやられてしまいましたね・・
現代の日程を考慮してもほぼエンバーミングなど必要ありませんしみんなやってるなんて事は無いです。
解決案
この回答に2人が高評価を付けています。
エンバーミング、書き方はカッコイイのですが簡単に書くと「遺体処置」です。
鼻や口に綿を詰めるだけ
化粧するだけ
これも遺体処置です。
はっきり言いますと綿を詰めたり化粧をしたりは良心的な葬儀社なら普通にやります。
そしてプランに含んでいます。
「みなさんやるもの」ですか?まあ普通やりますよね。
ただ某葬儀紹介業者は「オプション」となりますが、費用が高いですよね。
仮にプランに含まれていないとします、その場合は
納棺業者いれてしっかりやったとして10~20万(湯灌納棺)
葬儀社のスタッフがやって2~5万が妥当
目先の表示金額を格安に表示してオプションでガンガン費用を釣り上げ利益をあげるやり方、ぼったくりとは言い難いですが、もう少し消費者も知識をつけた方が良いと思います。
そもそも消費者と葬儀社の間に「仲介業者」を挟む葬儀紹介業者に葬儀を依頼すると、勿論「仲介手数料」が発生します。
安くなる訳がありません。
中には安くなった!という人もレビュー等で見かけますが、、世の中サクラもいますからね。
参考にして頂けると幸いです。
公式回答
結論から言うと皆様がお答えの通り「みなさんやるもの」ではありません。
火葬式で50万円は高い方でしたね。
仰られる通り、エンバーミングが必要なのは
・ご安置が長くなる場合
・病気や事故などの影響でご遺体の状況が悪い場合
・感染症で亡くなった場合
・海外移送が必要な場合
などです。
エンバーミングをすると何十日と遺体を保全することができたり、病気や事故などで損傷してしまった場合でも、元気だった頃の姿に近づけることができます。
本来は必要のないものだった可能性が高いですが「小さなお葬式」だったということで、提携店としてはなんとか利益を確保したかったのでしょう。
https://sougibaka.com/archives/46
解決案
結果的にやってよかったと思えるならいいのですが…。
結論「みなさんやるもの」では決してないです。
エンゼルケアやラストメイクはやりますが、エンバーミングはそうそうやらないです。
他の方の回答にある通り、必要だとするなら1週間以上の安置が必要とか、何らかの事情により遺体の状態がよろしくない時です。
解決案
皆んなエンバーミングをやると言うのは、間違いですね。参列者が多い式をやる場合や、故人の生前の希望がある場合はやる事もありますが、エンバーミングやる方が稀だと思いますよ。
参考になった経験談
叔母の葬儀(享年32歳)の時に、母と祖母が綺麗な身なりで贈ってあげたいと、当時はまだ珍しかったそうですが、エンバーミングを処置したそうです。
当時を振り返り母も祖母もやって良かったと今でも言います。
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