昨今の緊急事態宣言も後押しして、火葬式や直葬と呼ばれる、通夜や告別式をおこなわない葬儀形式が増加しています。
ただ、最後の故人とのお別れの場である「お葬式」を簡略した事で、遺族に後悔の念は残るのでしょうか?
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父の葬儀のことを姉と話し合っています。私はこんな状況でもあるし最低限の直葬で構わんと思っているのですが姉は「それだと絶対私たちが後悔することになる」と反対してます。正直後悔先に立たずなので分からないのですが、実際に直葬にして後悔をした経験談があれば教えていただけないでしょうか。
質問者 みやもっちゃんさん
後悔してない
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否定的な意見が多いようですが、私達家族は後悔していません。
というのも、見送る人が母と私しかおらず、父は長い間、意識も戻らず遠行した為です。
むしろ、その後キチンと故人の事を思い続けられるか?の方が重要な気がします。
公式回答
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直葬にして後悔をした経験談を2つご紹介します。
①親戚や友人に葬儀を報告しなかった。
②故人とゆっくりお別れできなかった。
1つ目のケース
直葬は家族や親しい友人だけで行う葬儀形式であるため、親戚や友人に葬儀を報告しないことがあります。そのため、後日、親戚や友人から「葬儀に行けなくて残念だった」などの連絡を受けることがあるそうです。
2つ目のケース
直葬は葬儀の時間が短く、故人とゆっくりお別れできないことがあり、火葬中に参列者から小言を言われることも。ゆっくりお別れしたいと思っている場合、直葬を選ぶ際には注意が必要です。
直葬は費用を抑えることができ、時間も短縮できるというメリットがあります。一方で、親戚や友人に葬儀を報告しなかったり、故人とゆっくりお別れできなかったりする可能性があるというデメリットもあります。直葬を選ぶ際にはメリットとデメリットをよく理解した上で、慎重に判断することが大切です。
後悔してる
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私は、父を普通の葬儀、母を火葬式でおこないました。
父の時は喪主が母で、母も元気だったので葬儀の準備もできましたが、母の葬儀の時は自分達、兄弟は実家を離れてそれぞれ家庭があった為、準備もできず母が亡くなった時は火葬式にしました。
母の時は病院に私が駆けつけた後は、紹介された葬儀社の安置室へ母を引き取ってもらい打ち合わせをしましたが、費用の折り合いがつかず火葬式にした流れです。
火葬当日は、弟も駆けつけ最後の時間を過ごす予定でしたが、母の顔を見るのも5分程度で、お骨になって返ってきました。
もう少しだけ、母と最後の時間を取る事ができなかったのかと、弟とともに後悔しています。
公式回答
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親の葬儀は、人生で最も大きな喪失体験の一つです。そのため、遺族は葬儀の形について多くの悩みや葛藤を抱えます。なかでも、直葬にするかどうかは、遺族にとって大きな選択です。
直葬とは、通夜や告別式などの儀式を行わず、遺体を火葬する葬儀の形です。直葬は、葬儀費用を抑えることができ、遺族の負担を軽減することができます。そのため、近年では直葬を選択する遺族が増えています。
しかし、直葬には、後悔する遺族もいるようです。直葬にして後悔する理由としては、以下のようなことが挙げられます。
父親の死を受け入れることができない。
父親との思い出を分かち合うことができなかった。
父親に別れを言えなかった。
父親を送り出す儀式ができなかった。
直葬は、葬儀費用を抑えることができ、遺族の負担を軽減することができます。しかし、直葬には、後悔するリスクもあることを知っておくことが大切です。
あなたのお父さんの葬儀について、あなたとあなたの姉は、よく話し合ってください。そして、お父さんの死を受け入れることができ、お父親との思い出を分かち合うことができる、あなたにとって後悔のない葬儀の形を選択してください。
公式回答
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直葬と言っても、火葬までの時間にお別れの時間をどのくらいとれるかだいぶ変わってきます。
火葬の日までの間、自宅などにご安置してゆっくりお別れの時間をとることができる場合もあれば、最も簡単なプランだと火葬までの間は面会ができずに火葬の日も5分ぐらいのお別れだけして火葬、ということもあります。
後者の場合はお別れができずに「後悔」というより心の整理がつかない方もいらっしゃいます。
お寺に改めて供養をお願いしたという方の話も聞いたことがあります。
公式回答
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火葬式や直葬が増加している背景には、緊急事態宣言や感染症対策のほか、経済的な理由や故人の遺志が関係しています。遺族にとって、通夜や告別式を省略した葬儀形式で後悔の念が残るかどうかは、個々の家族の状況や価値観によって異なります。
通夜や告別式を行わなかったことに対する後悔の理由として、故人との関係が深かった人たちから「なぜ教えてくれなかったか?」という問い合わせが多くなることが挙げられます。また、故人との最後のお別れの機会が簡略化されることで、遺族自身が十分に故人を偲ぶ時間が持てなかったと感じることもあります。
一方で、火葬式や直葬によって費用や手間が削減されることや、故人の遺志に沿った形で葬儀が行われることに対して、遺族が故人とのお別れに満足感や安心感を覚えることもあります。
結局のところ、遺族が後悔しない葬儀形式を選ぶには、故人の遺志や家族の意向、関係者の期待を総合的に考慮し、事前に家族間で話し合って決めることが重要です。また、通夜や告別式を省略した場合でも、後日、故人を偲ぶ会や追悼の場を設けることで、遺族や故人との関係が深い人たちが安心感を得られることがあります。
解決案
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父が、亡くなった際にお金の関係で困っており、葬儀ができませんでした。
父も自己破産した手前、誰も集まらないだろうという思いもありましたが、10年経たち余裕がでてきた今、もうちょっとはしっかりとした葬儀をやってあげればよかったのかな、、と少し心残りが蘇ることがあります。
でも一方で、息子達に自分の葬儀を多額の費用を使ってやってほしいか?
と聞かれると、おじいちゃんの時みたいでいいよ。と答える自分もいて矛盾を抱えています。
解決案
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埼玉県で葬儀屋をしています。
コロナ前から火葬式と呼ばれる、通夜ゆ告別式がない葬儀の形がありましたが、コロナ禍で感覚的には、一時は7割近い人が火葬式をやられていました。(今では2割ぐらいかな?という感じです。)
正直、葬儀社としては火葬式の方が儲けが少ない為、火葬式の流行は困るのですが「個人的に親族(特に高齢の父と母)の葬儀をどう言う形で、やるか?」と聞かれたら私も火葬式にします。
やはり経済的な負担が小さい事と、なんだかんだ大きい葬式をすると、親戚などには気を使います。
葬式の時に、気を許して助け合えるのは血縁の近さでなく、日頃から頻繁に会っている親族だけです。
私が担当したご家族も「もう少し、規模が小さくても良かったかもね。」という声が聞かれる事があっても「もっと、盛大にすればよかった」という声はありません。
私は直葬にしました。
しかし自宅に安置してもらい、ゆっくり一緒に時間を過ごすことが出来ました。会いたい方も来てくださったので良かったと思っています。
「葬儀」という宗教的な儀式に固執せずともそのように一緒に過ごす時間が少しでも取れたら後悔しないのかな?と勝手に考えています。
あくまでも個人的な見解です。
私は「葬儀は遺族のためのもの」と考えています。
遺族が気持ちに整理をつけるための儀式が葬儀ではないかと。
すでにここでこのような質問をしているということは、公開する可能性があるということだと思います。
あなたのためにも、お姉さんのためにも葬儀はした方がいいのではないのでは?
解決案
確かに通夜や告別式をやる場合は、親族も負担ですし、会葬者が多かった場合には、感染リスクもあります。
告別式だけの一日葬であれば、通夜も行わず、親族中心でも違和感がないですし、お別れの場も作れておすすめです。
後悔してない
3年前に火葬式で祖母を見送りました。最近参列した葬儀が、お別れ会の体をした葬儀だったので「もし祖母を普通の葬儀でやったなら、こんな感じなのか..」と思いましたが、お別れ会自体が良いとは全然思いませんでした。
参考になった後悔してる
夜中に亡くなったので親族と連絡が取れず一人で葬儀屋を決めなければならなかった。コロナ禍なので直葬のシンプルプランにしたが、棺がスカスカだったので横に入れるお花や個人の大切にしていた物など急いで用意してあげればよかったかなと思います。
参考になった
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