プロ回答者
ひだまり手帳代表 増井康高
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こんばんは デジタル終活グループというオンラインコミュニティの管理者をしております 葬儀社・相続終活ポータルサイト「ひだまり手帳」を運営する増井と申します。 ご質問の内容に関し、デジタル終活グループではデジタル遺品整理の生前対策を推進しております。 おっしゃる通りスマートフォンなどデジタルデバイスに金融資産等を用いてやりとりされたり、 管理されたりしている方が増えております。例えばLINEユーザーは9000万人となったと聞きました。 シニア層のスマホ利用率もここ2~3年急激に上がっておりますので、わざわざ「デジタル資産」と位置づけ 通常資産と差別化して対策しなくてはならない時代にいよいよ突入したと言っても差し支えありません。 その「デジタル資産」を所有者が亡くなった場合、そのデータは遺産や遺品となり、「デジタル遺品」「デジタル遺産」と定義していることが一般的なようです。 そのデジタル遺品やデジタル遺産の生前対策を「デジタル終活」と名付け活動しております。 デジタル終活最大の問題は「スマホ(デジタルデバイス)がひらかない」ことではないでしょうか。 特にWindows、Andoroidに比べ、ios・・・つまりiPhoneなどは桁数も多く、困難です。 ミスを連発すると益々開けなくなります。Apple製品はいわゆる開ける事業者様は存在すら僅かで、 開けないこともあったり、開けても高額、しかも一年ほど要することもあり、相続のことを考えると間に合わない なんてことも考えられます。つまり生前対策・・・デジタル終活が必要ではないかと思います。 そこで対策としては例えばApple社が取り組んでいる「デジタル遺産プログラム」というものがあります。 あらかじめAppleIDを暇づけておくと死亡確認がとれれば、開けるというものです。 「デジタル遺産プログラム」と検索いただくと様々な情報が出てくると思います。 結局もちろん残された人とかと話し合っておかないと存在がわからないという問題に直面してしまう気がします。 もう一つの方法はパスコードをアナログアウトプットつまり紙ベースで通帳とか保険証券とか重要書類と一緒にしておくことです。もちろんセキュリティはしっかりして行ってほしいです。 生前に他人に知られたら危ないのはもちろんですし、家族にも見られたくない人は多いと思うので気を付けてください。 そして本当に信頼のおける人にそこに入っていることを伝えることも大切です。「パスコードは書いてある」ことは伝えなくても重要なものはそこにあるということを伝えるのも大切でしょう。 そうすればスマホ(デジタルデバイス)の中に入れます。開ければ他のWEBサービスなどのパスワードは デバイス内で管理していけばよいと思います。 長くなりましたがシンプルにデジタルデバイスが開ければ解決の糸口が見つかりやすくなると考えられます。 逆に言うと大切な家族には開かれてしまうので日常の使い方などにも配慮が必要かもしれません。 見られたくないものに関してはきちんと対応しておかないと開いた方が残念な気持ちになるかもしれません。 お気を付けくださいということを最後に老婆心ながら付け加えさせていただきます。長文・乱文ご容赦ください。 デジタル終活グループ https://www.facebook.com/groups/digitalshukatsu/ ※ご利用にはFacebookアカウントが必要です。
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