父の天体写真パネルを日中の告別式で飾りたいです。

Question

先日、長年天体写真の撮影を趣味にしていた父が永眠しました。父が生前に撮影した星雲や銀河の美しい写真を、式場の祭壇横や受付前にパネル展示して故人らしさを演出できないかと考えています。ところが告別式は日中に行う予定のため、暗い夜空の写真が場にそぐわないのではないか、逆に葬儀の厳粛な雰囲気を壊してしまうのではないかと悩んでいます。

・実際に天体写真を葬儀装飾に取り入れた事例はあるのか？
・日中の明るい空間で展示すると映えにくい、あるいは浮いてしまう心配はあるか？
・展示方法（ライトアップ、額装の工夫、配置場所の選び方など）で気をつけるポイントは？

葬儀の装飾に詳しい方や、同じように写真パネルを取り入れた経験のある方からアドバイスをいただけると助かります。よろしくお願いいたします。

齋藤 親（東京葬儀） · Accepted Answer

お父様が情熱を注がれた天体写真を展示するのは、故人の個性を感じられる素敵な演出ですね。日中の葬儀でも以下の工夫をすれば、厳粛さを保ちつつ美しく飾れます。

展示場所と背面布
パネルは祭壇横の壁面や受付カウンター奥など、光の直接当たらない場所に設置し、暗めの布（ネイビーやブラック）を背景にすると写真が引き立ちます。

スポットライト・LED照明
小型のスポットライトや背面発光式LEDパネルを使い、写真の部分だけをしっかり照らすことで昼間でもコントラストを強調できます。

額装とパネル加工
ガラスフレームは反射しやすいため、アクリル製ノングレア仕様のパネルを選びましょう。厚手のマットボードで周囲を囲むと上品です。

式次第とのバランス
読経・焼香の邪魔にならない位置に分散配置し、セレモニー中の移動経路をふさがないように。式の合間には、参列者にパネルの前で思い出を語り合っていただく時間を設けるのもよいでしょう。

事前打ち合わせ
式場スタッフやご住職に「写真展示の趣旨」「光源や音響への影響」を説明し、許可を得ておくと安心です。

これらを踏まえれば、日中の式でも天体写真は美しく映え、故人様らしい温かな空間を創出できます。ぜひ葬儀社担当者と展示プランを練り、思い出深いお見送りを実現してください。ご不明点があれば、いつでもご相談を承ります。

父の天体写真パネルを日中の告別式で飾りたいです。

齋藤 親（東京葬儀）

齋藤親（東京葬儀）