今や銀行や証券取引などもスマホで行う時代。
セキュリティ上、しっかりとパスワードを設定して管理している方がほとんどでしょう。
さて自分が死んでしまったとき、そのパスワードが家族などに知られていない場合、データはどうなってしまうのでしょうか?
葬儀の知恵袋によせられた質問と回答を見てみましょう。
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スマホに入っているデータって死後どうしたらいいでしょう
質問日時:2022年7月17日(更新日時:)
まだ45なんですが、ビズリーチの社長が突然亡くなって、自分が死んだら…ということをふと考えました。
自分は銀行もネット銀行だし、保険関係のデータもスマホに入っています。証券は別にありますが…。
それ以外にもデータ関係は全てスマホやPCに全部入れちゃっています。
だから自分が死んだら家族はどうやってそのデータを見るのだろうと…。
パスワードを教えるのは今のところはちょっと嫌だというか…。色々男の事情もありますしね(笑)
いわゆるデジタル遺品っていうことになるんでしょうが、生きているうちは見られずに自分が死んだらちゃんと見られるようにしておく方法とかっていうのはあるんでしょうか?
質問者 はぶきさん
公式回答
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こんばんは
デジタル終活グループというオンラインコミュニティの管理者をしております
葬儀社・相続終活ポータルサイト「ひだまり手帳」を運営する増井と申します。
ご質問の内容に関し、デジタル終活グループではデジタル遺品整理の生前対策を推進しております。
おっしゃる通りスマートフォンなどデジタルデバイスに金融資産等を用いてやりとりされたり、
管理されたりしている方が増えております。例えばLINEユーザーは9000万人となったと聞きました。
シニア層のスマホ利用率もここ2~3年急激に上がっておりますので、わざわざ「デジタル資産」と位置づけ
通常資産と差別化して対策しなくてはならない時代にいよいよ突入したと言っても差し支えありません。
その「デジタル資産」を所有者が亡くなった場合、そのデータは遺産や遺品となり、「デジタル遺品」「デジタル遺産」と定義していることが一般的なようです。
そのデジタル遺品やデジタル遺産の生前対策を「デジタル終活」と名付け活動しております。
デジタル終活最大の問題は「スマホ(デジタルデバイス)がひらかない」ことではないでしょうか。
特にWindows、Andoroidに比べ、ios・・・つまりiPhoneなどは桁数も多く、困難です。
ミスを連発すると益々開けなくなります。Apple製品はいわゆる開ける事業者様は存在すら僅かで、
開けないこともあったり、開けても高額、しかも一年ほど要することもあり、相続のことを考えると間に合わない
なんてことも考えられます。つまり生前対策・・・デジタル終活が必要ではないかと思います。
そこで対策としては例えばApple社が取り組んでいる「デジタル遺産プログラム」というものがあります。
あらかじめAppleIDを暇づけておくと死亡確認がとれれば、開けるというものです。
「デジタル遺産プログラム」と検索いただくと様々な情報が出てくると思います。
結局もちろん残された人とかと話し合っておかないと存在がわからないという問題に直面してしまう気がします。
もう一つの方法はパスコードをアナログアウトプットつまり紙ベースで通帳とか保険証券とか重要書類と一緒にしておくことです。もちろんセキュリティはしっかりして行ってほしいです。
生前に他人に知られたら危ないのはもちろんですし、家族にも見られたくない人は多いと思うので気を付けてください。
そして本当に信頼のおける人にそこに入っていることを伝えることも大切です。「パスコードは書いてある」ことは伝えなくても重要なものはそこにあるということを伝えるのも大切でしょう。
そうすればスマホ(デジタルデバイス)の中に入れます。開ければ他のWEBサービスなどのパスワードは
デバイス内で管理していけばよいと思います。
長くなりましたがシンプルにデジタルデバイスが開ければ解決の糸口が見つかりやすくなると考えられます。
逆に言うと大切な家族には開かれてしまうので日常の使い方などにも配慮が必要かもしれません。
見られたくないものに関してはきちんと対応しておかないと開いた方が残念な気持ちになるかもしれません。
お気を付けくださいということを最後に老婆心ながら付け加えさせていただきます。長文・乱文ご容赦ください。
デジタル終活グループ
https://www.facebook.com/groups/digitalshukatsu/
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経験談
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夫が亡くなった際、事件性がある可能性があると理由で、夫のアップルIDを閲覧する為にアップルに対して書面で申し込みをした事があります。半月ぐらいは時間がかかったと思います。
参考になった経験談
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パスワード関係は、ワンパスワードなどに集約して、マスターパスワードだけご家族などに伝えておくのは、いかがでしょうか?
ワンパスワードだと、アプリとして端末に紐ずくのでご家族に見られる事も最小限になると思います。
共感
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私もそう思って調べたのですが
デジタルデータソリューションのデジタルデータレガシーというサービスがそれにあたります。
https://www.digitaldata-solution.co.jp/service/
成功報酬型で平均23万円程だそうです。
失敗の場合もあるので、今のところはアナログな方法でも残しておかないとダメそうですね。
私の意見ですが、別に死後に私のスマホのデータを家族に共有する必要はないのでは?
と思います。
銀行口座とクレジットの暗証番号さえ共有しとけばいいのではと思います。
別に家族であれば暗証番号伝えても問題ないですし、クレカは明細みればすぐ判明するし、、
解決案
エンジニアですか、どの方法でパスワードを取得するかだとは思いますが、クッキー情報などが残ってない限り、総当たりになるので取得は難しいと思いますが、業者さんは何か方法があるんですかね??個人的に詳しく知りたいです。
参考になった
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