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質問日時:2025年5月8日(更新日時:)
長年大工として働き、木と向き合ってきた父が先日亡くなりました。生前「最後は自分が愛した木に包まれて眠りたい」とよく話していたため、息子である私が父の棺を手作りし、納棺して送り出したいと考えています。素材は国産の杉板(厚さ15mm程度)を使い、金属は極力避け、木ダボと接着剤で組む予定です。ただ、火葬場の炉にはサイズや材質の規定があると聞きましたし、塗料や接着剤が燃焼時に有害ガスを出さないか、重量や構造が安全基準に適合するかなど不安があります。もし規定を満たさない場合、どの部分をどう改良すれば持ち込み可能になるのか、実際に自作棺で火葬を行った経験者や葬儀社・火葬場に詳しい方のアドバイスをいただきたいです。あわせて、思い出の木工道具を棺に納める際の注意点なども教えていただけると助かります。どうぞよろしくお願いいたします。
質問者 77namさん
公式回答
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お父様をお手製の棺でお送りしたいというお気持ち、とてもすてきだと思います。ただ、実際に火葬炉へ入れる棺には細かな決まりごとがあるため、必ず事前に火葬場へ確認をお願いしています。一般的には次のようなポイントが大切です。
木材の種類と厚み
火の通りを良くし、炉への負担を減らすために、厚さは1〜2センチ程度まで、可燃性の高い塗料やウレタンニスは避けるのが基本です。
金属・ガラス・不燃物は最小限に
ビスやクギを使う場合は本数を絞り、底板を補強する箇所に限定します。蝶番や取っ手などの大きな金具は、燃え残りや高温変形の原因になるので付けない方が無難です。
サイズと重量
炉の開口部に収まるか、重量が職員の持ち上げ基準を超えないかも重要です。目安として内寸180×55×45cm、全体重量は120kg以下に抑えると多くの火葬場で受け入れやすくなります。
接着剤・塗装
ホルムアルデヒドを含まない水性ボンドや、未塗装のまま使う板材が安心です。不安な場合は「無塗装で板材のまま」がおすすめです。
もしご自身の棺が規定を満たさない場合でも、既製棺をベースに内装材や外装を「父上らしい木肌」で仕上げるなどの方法もあります。木工道具を副葬品として納める場合は、小さなカンナや墨壺など燃え残りが少ない物に絞り、金属部分を布で包むなどの配慮をお願いしています。
最終的には「火葬場→葬儀社→ご遺族」の順で情報をすり合わせ、安全面とご希望のバランスを取ることが大切です。当社(東京葬儀)でも図面や写真があれば事前に火葬場へ確認し、必要に応じて補強やサイズ調整のお手伝いをいたします。ご不明な点があれば遠慮なくご相談ください。お父様の職人生涯を象徴する、温かいお見送りになるよう全力でサポートいたします。
東京葬儀は、一都三県に対応した葬儀社です。火葬式・家族葬・一日葬など、簡易的なお葬式から一般的なお葬式までご相談を承っております。
葬儀社名 | 吉田一海(東京葬儀) |
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住所 | 東京都新宿区四谷4-33 四谷ビル1F |
電話番号 | 050-5231-1244(通話無料) |
宗教・宗派 | 全宗教・宗派対応 |
葬儀料金 | 直葬・火葬式 :¥198,000〜(税込) 一日葬 :¥396,000〜(税込)) 家族葬 :¥524,000〜(税込) |
決済方法 | 銀行振込・現金 |
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